ぼろぼろ泣いた。
ゆうべ、
ぼろぼろ泣いた。
従姉妹の結婚を祝いに行った。
「母の妹さんの娘さんの結婚式」
こういう言い方をすると、ほとんど他人じゃん、などと言ってくる人もいますが、
その従姉妹は調理師で、働いているお店に良く通いました。
一年か二年越しだったかな?
結婚式で歌を歌ってと頼まれたのは。
従姉妹と旦那さんは、学生時代からの仲で、10年以上付き合って、ゆうべ結婚をした。
先の事なんかわからないのに、ずっと二人で寄り添って生きてこられたのは、何らかの絆があっての事。
二人にはユーモアがあって、従姉妹も、旦那さんも、話を聞いているだけで笑ってしまったり、関心してしまう考えの深さからは、そういう絆が本当にあるのだという事が頷ける。
だから、あたしも引き受けたのだろう。
婚約してもすぐに別れてしまったり、子供が出来た事を理由に、名ばかりの結婚をしたりする現代でも、一年や二年越しなんかじゃないものを感じたからであろう。
ぼろぼろ泣いた。
結婚式は、結ばれるふたりの気持ちが真剣である事を表していた。
得に、旦那さんから従姉妹への気持ちの大きさは素晴らしかった。
従姉妹には内緒だったけれど、どうにかどうにかアイツを喜ばせたいんだと、結婚式の話を聴いたのとほぼ同時に「内緒」のサプライズの企画を聞かされた。
時間があう時なら集まって、何をしようか話し合った。
選んだのは「二人の思い出の歌を歌う」という企画。
その話だけで泣けてしまった。
こんにち、こんなにも人を思える人があと何千人いるだろうか。
こういう気持ちが世界を溢れさせてほしい。
選んだ曲は、ハイロウズの「千年メダル」
あたしはすっかり甲本ヒロトさんファンです。
でも、
その大いなる気持ちを、同じ強さだからこそ受け止められる従姉妹も大したものだと思う。
いや、この言い方は野暮かも知れない。
だって、物凄く真摯で、物凄く美しかっただけ。
気持ちを受け止めあうのは、それくらい普通の事だから。
従姉妹はいつでも真っ直ぐな目をしていた。
真っ直ぐ過ぎて傷ついてきたのだろうな。そういう部分は血が繋がっているんだな。
そう思ったらまた泣けてきた。
旦那さんはその眼差しを選んだんだ。
ずっとずっと、その凛とした眼差しでいて欲しい。
結婚式では、
従姉妹の両親に泣かされ、友人に泣かされ、旦那さんの家族にも仲間にも泣かされた。
その中で、あたしが一番感動した言葉。
それは、旦那さんが、調理師の従姉妹の、同じく調理師であろう友人に向けて言った言葉。
「スパゲティは、女房が作るのが一番だけど、挑戦したい人は我が家に来てください」
或いは、今日からそう呼ばれる奥様に言ったのかも知れない。
その言葉は、
それはそれは温かくて、
骨の髄まで泣けました。
そんな二人へ。
結婚、おめでとう。
ふたりに、元気な「歩く花」が咲きますように。
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